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美容皮膚科で受けられる施術メニューまとめケミカルピーリング

ターンオーバーを促して肌の悩みを一気に解消!

肌に特殊な薬剤を塗ってターンオーバーを促すことで、シミやくすみ、ニキビ、毛穴の汚れなどの解消を目指す治療が、ケミカルピーリング。エステでもよく見かけるメニューですが、皮膚科のケミカルピーリングは、エステよりも高い効果をもたらします。ここでは、ケミカルピーリングの効果やメカニズム、薬剤の種類、併用が推奨される治療、副作用やダウンタイムなどについて詳しく解説します。

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ケミカルピーリングとは皮膚の再生を促す治療

ケミカルピーリングとは、簡単に言えば「皮膚の再生を促す治療」です。

特殊な薬剤を肌に塗って、古くなった角質を徹底的に除去。角質が除去されると自動的に新しい肌の生成がスタートし、その生成の過程でシミやくすみ、毛穴の悩みなどが解消する、といったメカニズムです。

エステサロンでもケミカルピーリングが広く行われていますが、皮膚科で行なっているケミカルピーリングは、エステよりもずっと強力なもの。医療機関なので安全性も高く、万が一の肌のトラブルにもすぐに対応してもらえるので安心です。

シミ・ニキビ・肌のハリに高い効果を発揮

ケミカルピーリングで期待される主な効果は、「シミ改善」「ニキビ改善」「肌のハリ」の3つ。それぞれ具体的に見てみましょう。

シミ改善効果

ケミカルピーリングで実感できる最大の効果は、何と言ってもシミ改善効果。薄めのシミであれば、治療を数回受けるだけでも、劇的な効果を実感することができます。顔全体のくすみも解消することから、全体的に顔の印象が明るくなることでしょう。

ニキビ改善効果

ケミカルピーリングは、ニキビ治療の現場でも多く使われている方法です。薬剤が毛穴に詰まった皮脂を除去し、古い角質を落とすことで、ニキビが徐々に改善していきます。ただし、ニキビ跡の解消効果には十分な根拠がありません。

肌のハリをアップさせる効果

ケミカルピーリングで古い角質を除去すると、肌の真皮層ではコラーゲンやエラスチンが生成されていきます。コラーゲンもエラスチンも、肌のハリには欠かせない成分。ハリが生まれることで、顔全体に若々しいツヤも戻ってくることでしょう。浅めのシワを解消する効果も期待できます。

効果のメカニズムは、ターンオーバーの正常化

ケミカルピーリングの効果のメカニズムは、一言で言うと、ターンオーバーの正常化です。

薬剤で古い角質を落とすことによって、乱れたターンオーバーのサイクルを正常化。正しい肌の生まれ変わりサイクルに戻すことで様々な美肌効果をもたらすのが、ケミカルピーリングのメカニズムです。

「シミ改善」と「ニキビ改善」のメカニズムについて、より詳しく見ていきましょう。

シミ改善のメカニズム

私たちは、紫外線などの影響で、常に肌の内部でメラニン色素が生成されています。メラニン色素がそのまま肌に溜まってしまうとシミになりますが、通常、28日間という肌のターンオーバーのサイクルの中で、メラニン色素は自然に外へ排出されていきます。

ところが、加齢などの影響で、肌のターンオーバーのサイクルが乱れると、肌の中に少しずつメラニン色素が蓄積。この蓄積したメラニン色素が、シミの正体です。

ケミカルピーリングには、肌の内部にたまったメラニン色素を外へ排出させる効果があります。あわせて、肌のターンオーバーを正常化する効果があることから、治療を受けた後はメラニン色素が溜まりにくい肌になっていきます。

ニキビ改善のメカニズム

ニキビを改善させるためには、生活習慣を含めたいくつかの対策が必要。ケミカルピーリングは、それら対策の一つ「毛穴の皮脂・汚れの除去」に高い効果を発揮します。

ニキビの直接的な原因は、毛穴に詰まったアクネ菌の繁殖です。アクネ菌とは、毛穴の中にある皮脂や汚れをエサにして繁殖する菌。よって、ニキビの予防や、ニキビ悪化の予防、スピーディーなニキビ治療には、毛穴の皮脂や汚れを徹底的に除去することが大切です。

ケミカルピーリングは、毛穴の皮脂・汚れを効果的に除去する治療法の一つ。古い角質を除去する効果も手伝って、ニキビの予防と改善に高い効果を発揮します。

代表的な4つのピーリング剤

皮膚科でのケミカルピーリングでは、様々な薬剤が使用されています。それらのうち、代表的な4つのピーリング剤について見てみましょう。

グリコール酸

皮膚科でのピーリングで、最も多く使われている薬剤。パイナップルやテンサイなどから抽出される成分が使われています。ニキビ、毛穴の詰まり、シミ、くすみなどの改善に効果があります。

サリチル酸マクロゴール

角質の除去効果や、皮脂の分泌量のコントロール作用が高いことが特徴の薬剤。ニキビ、肌のハリなどを改善する効果があります。

乳酸

天然の乳酸を使用したマイルド系の薬剤。シミ、乾燥肌の改善などに効果的です。

MIXピール

グリコール酸、乳酸、サリチル酸をバランス良く配合した薬剤。肌のごわつき、ざらつき、肌のハリなどを改善する効果があります。

美白・ニキビ治療におすすめの併用治療

ケミカルピーリングと並行して受けることで、より一層効果を発揮する治療があります。美白治療とニキビ治療に分け、ケミカルピーリングにおすすめの併用治療をご紹介します。

美白治療におすすめの併用治療

ビタミンCイオン導入

肌に微弱な電流を与えることで、美白効果の高いビタミンCを深く浸透させます。

美白用の外用薬

レチノイン酸やハイドロキノン、レチノールなどの美白用の外用薬を肌に塗ります。

ニキビ治療におすすめの併用治療

抗菌薬の内服

体の内部からアクネ菌を除去するため、抗菌薬を内服します。

ケミカルピーリングの副作用・ダウンタイム

ケミカルピーリングを受けた後は、多少の副作用やダウンタイムがあります。イベント等が控えている人は、ダウンタイムを考慮したタイミングで治療を受けるようにしましょう。

ケミカルピーリングの副作用

皮膚が赤くなったり、乾燥したりるす場合があります。普段より多めに保湿ケアをするようにしましょう。まれに、水ぶくれやカサブタ、傷などが生じることもあります。副作用が長引くようであれば、皮膚科に相談してください。

ケミカルピーリングのダウンタイム

治療後に生じる副作用は、通常、2~3日で収まります。長引く場合には、皮膚科に相談してください。