エステとの違いは?
どちらを選ぶ?美容皮膚科とエステサロンの違い
脱毛や若見え施術を受ける際に、美容皮膚科とエステで迷われる方はいるかもしれませんね。しかし、美容皮膚科とエステとでは、決定的な違いがあることはご存じでしょうか。 料金を比べればほとんどの場合エステの方がリーズナブルですが、それだけの理由でエステを選ぶと、後悔することになりかねません。
こちらでは、美容皮膚科とエステの違いをご紹介します。
エステの方がリーズナブル。その理由とは?
美容皮膚科とエステサロンでは、脱毛、美白、痩身など、一見すると似たようなメニューが並んでいます。
似たようなメニューで比べてみると、料金は一般的にエステの方がリーズナブルで、メニューによっては、美容皮膚科の料金がエステの10倍近くするケースも。
しかし、美容皮膚科の方が治療として肌の悩みにアプローチする反面、エステでは医療行為は行えないため、効果には圧倒的な差があります。
「治療」を目的とするなら、美容皮膚科の方がお得になる可能性が高いといえます。
美容皮膚科の場合、全身脱毛+VIO脱毛+顔脱毛で、平均約29万円。一方で、脱毛サロンは顔までセットになった全身脱毛+VIO脱毛で約20万円。ワキ脱毛に関しては、美容皮膚科でもキャンペーン価格を設定しているところが多く、リーズナブルに施術を受けられます。
施術の違いとは?「行える施術」に圧倒的な差
エステサロンと美容皮膚科は似たようなメニューを扱っていることから混同されがちですが、扱えるメニューには実は大きな違いがあります。
エステはエステの技術を習得したエステティシャンが施術を行う場所であり、非医療機関。一方、美容皮膚科は医師が医学的根拠に基づいて治療を行う場所であり、医療機関です。
この圧倒的な違いから、当然ながらエステサロンは医療行為を行うことはできません。
例えば、レーザー治療は医療行為であるため、エステサロンでは扱うことはできないのです。
美容皮膚科は「治療」を行いながらより美しくなるための施術を行いますが、エステサロンでの施術は、肌悩みの「治療」ではなく「予防」や「リラクゼーション」が目的であるといえます。
よく比較される施術として「脱毛」があげられますが、厳密にいうと、ムダ毛をなくす「永久脱毛」と呼べる施術は、医療機関でしか受けられません。
エステでは、美容皮膚科で扱っているレーザー脱毛よりも脱毛効果の劣る光脱毛や、一時的に除毛するワックス脱毛が主流です。
結論:効果なら美容皮膚科、リラックスならエステサロン
脱毛、ニキビ、美白、痩身など、美容皮膚科とエステで同じメニューを扱っている場合、効果を第一に考えるのであれば、間違いなく美容皮膚科の方がおすすめです。
効果が期待できるエステサロンもあるにはあるのですが、医療行為を行えないため、結果的に見れば美容皮膚科には効果が劣ると言わざるを得ません。
シミやたるみを予防しながら、リラックス効果も得たい、という方にはエステサロンが向いているでしょう。
美容皮膚科とエステサロン、それぞれのニーズや魅力がありますので、目的に合わせて利用分けすることをおすすめします。
脱毛やニキビ治療など、目的は同じでもニーズは人それぞれ。
脱毛の場合、美容皮膚科の方が効果は高く少ない回数でつるつる肌を目指せますが、エステは効果が低い分痛み少なくリラクゼーション効果を得ることができます。
迷っている方は、まずはカウンセリングに足を運んで比較してみるといいでしょう。
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