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ニキビ

目次

1つあるだけでも目立ってしまうニキビ。生活習慣の乱れや間違ったスキンケアで悪化し、炎症を起こしたり、膿が出るようになったりすることもあります。重度に悪化したニキビの場合、セルフケアでキレイに治すことは難しいそう。 こちらではニキビの原因やさまざまな種類、おすすめのニキビ治療を紹介します。

ニキビ

ニキビは医学用語で「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患の1つです。放置したり、間違ったニキビケアをしてしまうと、腫れやかゆみをはじめ、痛みや周囲の炎症まで引き起こすことがあります。

また、重度の悪化状態である黄ニキビや紫ニキビまで進行してしまうと、ニキビ跡が残ってしまうことも…。悪化するごとにニキビが目立ちやすくなり、コンプレックスになる人も多いので、できるだけ早く、正しいニキビ治療を行うことが重要です。

ニキビができる原因

ニキビができてしまう原因は毛穴の詰まりです。しかし毛穴が詰まってしまう要因はさまざま。ここでは、毛穴が詰まる要因について解説していきます。

皮脂の過剰分泌

皮脂は肌を守るためのバリア機能を持った大切な成分です。しかし、必要以上の皮脂が分泌されると毛穴から排出しきれず、詰まりの要因になってしまいます。第二次成長期は皮脂の分泌量が増えるため、思春期ニキビができてしまうのです。

一方、バランスの悪い食事や睡眠不足、ストレスなどのせいで皮脂が過剰に分泌されると、大人ニキビを引き起こす原因になってしまいます。

皮膚の過角化

過角化とは、ターンオーバーの乱れやバリア機能の低下によって、角質が厚くなってしまうこと。角質が厚くなると毛穴が塞がり、皮脂が詰まりやすくなってしまいます。

過角化が起きる原因は肌の乾燥や紫外線による影響、乱れた生活習慣など。顔をごしごしと洗ったり、洗顔をし過ぎたりするのも肌にダメージを与えて角質を分厚くしてしまうためNGです。

肌のケア不足や間違ったスキンケア

スキンケア不足や間違ったスキンケアも毛穴が詰まってしまう原因の1つです。メイクをしたまま寝てしまった、なんて経験はありませんか?メイクの落とし忘れは毛穴を詰まらせる大きな原因になってしまいます。メイクは必ずキレイに落とすようにしましょう。

大人ニキビに思春期ニキビ用のケア商品を使ってしまうのもNG。大人ニキビを改善するためには保湿成分が足りず、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。

ホルモンバランスの乱れ

生理前に生じるニキビのように、ホルモンバランスの乱れによってニキビが生じることもあります。女性は生理の時期になると、女性ホルモンであるプロゲステロンの量が増えます。このプロゲステロンが皮脂の分泌を促進させるため、ニキビができやすくなるのです。

また、ホルモンバランスは生活習慣の乱れやストレスといった要因によっても乱れるので、これらもニキビの原因であるといえます。

ニキビの原因は場所によって違う?

ニキビの種類は進行状態によって分けられています。セルフケアで治せる初期段階からクリニックでの治療が必要な重症化した状態まで、さまざまなニキビの種類を紹介するので、参考にしてください。

おでこ

おでこのニキビの原因は、主に皮脂。もともと皮脂が多い部位なので、ニキビもできやすいといえます。また、ホルモンバランスが影響するため、思春期ニキビも発生しやすい部位です。大人であれば、睡眠不足やストレスが影響して生じることもあります。

鼻周りにできるニキビは、皮脂の過剰分泌が主な原因です。白ニキビや黒ニキビなど、比較的軽度なニキビができやすいので、早めに適切な処置をすることで悪化を防げます。

誤ったスキンケアによってニキビに繋がりやすい部位です。頬はおでこやTゾーンと比べると皮脂が少ない部分ですが、乾燥によって皮脂の分泌に繋がり、ニキビを引き起こすこともあります。

頬のニキビはメイクで隠したいもの。しかし、メイクによる肌への負担でニキビを悪化させるという悪循環に陥りやすいので、十分に気を付けましょう。

あご(フェイスライン)

ストレスや睡眠不足、不規則な生活などによってホルモンバランスが乱れることで生じます。この部分は男性ホルモンの受容体が多く、男性であればひげが生える部分です。そのため、男性ホルモンの分泌量が増えると、この部分にニキビができやすいとされています。

このほか、洗顔料の粗い残しや頬づえなどが原因となることもあります。

口元

脂質の多い食事や食べ過ぎによって、ニキビができやすい部分です。胃腸の働きが低下しているときも、この部分にニキビが生じます。口のまわりはそれほど皮脂の分泌が多くなく、乾燥しやすい部位なので、皮脂によるニキビはできにくいといえるでしょう。

首・胸元

冷えによる血行不良や、汗や蒸れによる衛生状態の悪化が、ニキビを引き起こしやすい部位です。そのほか、顔と比べるとスキンケアを行なわない部位なので、乾燥などの肌荒れからニキビに繋がることもあります。

背中・お尻

汗がたまったり、清潔に保てないことで、ニキビが生じます。特に睡眠中は汗をかきやすいので、通気性のいい寝具を利用するなどして工夫しましょう。また、体内でも皮脂腺が多い部位なので、皮脂の過剰分泌によってニキビが生じることもあります。

ニキビの種類

ニキビの種類は進行状態によって分けられています。セルフケアで治せる初期段階からクリニックでの治療が必要な重症化した状態まで、さまざまなニキビの種類を紹介するので、参考にしてください。

ニキビの初期段階「白ニキビ」

白ニキビとは、できたばかりのニキビのこと。毛穴に皮脂が詰まり、ぽつっと盛り上がった白色の吹き出物を指します。まだ炎症を起こしていない状態なので、かゆみや痛みはありません。

しっかりと睡眠をとり、食事のバランスやスキンケアを見直せば、悪化する前に治すことが可能です。

まだホームケアで治せる「黒ニキビ」

毛穴に詰まった皮脂を放置し、古い角質が酸化すると黒ニキビができてしまいます。黒ニキビは比較的初期の段階のニキビです。そのため、しっかりとしたケアで治すことができます。

洗顔のし過ぎはニキビを悪化させてしまう原因。気になるからといって、頻繁な洗顔は控えるようにしましょう。刺激が強すぎない洗顔料を使用し、洗顔後は保湿を忘れずに行うことが大切です。

炎症状態!かゆみを引き起こす「赤ニキビ」

赤ニキビはニキビが悪化し、炎症を引き起こしている状態です。炎症が起きると熱を持って火照ったり、かゆみを引き起こしたりすることがあります。過度な刺激がより悪化させてしまう原因になるため、触れたり掻いたりするのは避けましょう。

ニキビ用の化粧品や刺激の少ないスキンケア用品を使用するなど、肌への負担をできるだけ減らすようにすることが重要です。

ニキビ跡が残る可能性もある「黄ニキビ」

黄ニキビとは赤ニキビがより悪化した状態のニキビのこと。化膿し、黄色の膿が出ることが特徴で、痛みが出ることもあるそうです。また、治ったとしてもニキビ跡が残ってしまう可能性も…。

自分で黄ニキビを潰してしまうのはニキビ跡が残る可能性を高めてしまうため、絶対にしないようにしましょう。また、ニキビ跡を残さずキレイに治すために、クリニックでニキビ治療を受けるのも1つの方法です。

重度に悪化した状態!深刻な「紫ニキビ」

紫ニキビは毛穴に血や膿が詰まり、紫色に変色したニキビのことを言います。炎症が毛穴だけでなく、周囲まで広がっている深刻な状態です。ニキビ跡になりやすく、長期的な治療が必要になるケースも…。

キレイな肌を取り戻すためにはクリニックでのニキビ治療がおすすめです。

ニキビは「見つけたらすぐ皮膚科へ」が鉄則!

ニキビは医療機関で治療するのがスタンダード

従来は、ニキビを皮膚科で治療をするということは、あまり一般的ではありませんでした。ニキビができても自然と治るのを待つか、食事・睡眠の質を上げてスキンケアに気を付ける程度。市販の塗り薬やサプリメントを利用するという人も多いでしょう。

しかし最近では、ニキビの治療法がぐっと進んでいます。ニキビができたら、早い段階で皮膚科で治療を受けることが、当たり前になりつつあるのです。ニキビを治すだけでなく、再発を予防してニキビができにくい肌を作るためにも、ニキビができたら即皮膚科、を実践しましょう。信頼できる皮膚科をかかりつけにすれば、美肌づくりの強い味方になりますよ!

ニキビの治療法は確立されている

ニキビ治療に関して、これまでの日本は後進国といえる状況にありました。海外では既に一般的となっている治療薬が導入されておらず、十分な治療をうけることができなかったのです。

この状況が変わったのが2008年。ニキビの特効薬とも呼ばれる「アダパレン(ディフェリンゲル)」の認可が下り、日本国内でも使えるようになりました。さらに同年、公益社団法人「日本皮膚科学会」が、安全なニキビ治療のためのガイドラインを策定。ニキビの治療薬として、このアダパレンを推奨しています。

さらに、2015年には外用薬である「過酸化ベンゾイル」も利用可能に。日本のニキビ治療は、ようやく世界水準に達したといえるでしょう。

ニキビの治療方法

イオン導入

イオン導入はお肌に微弱な電流を流すことで、皮膚に浸透させにくい有効成分をイオン化し、肌の真皮層にまでしっかりと届ける治療です。

電流によって肌のバリア機能を一時的に低下させるため、美白効果のある有効成分が含まれた化粧水が浸透。肌の悩みに合わせて適した有効成分を浸透させられることが特徴で、一人ひとりの目的に合った治療が受けられるでしょう。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

イオン導入は微弱な電流を使用した治療であり、ペースメーカーなどの金属類が体内に入っている方や心臓に疾患がある方は施術が受けられません。また、施術後は肌に強い乾燥を感じることが多くなることから、十分な保湿ケアや紫外線対策が大切です。

フラクショナルCO2レーザー

フラクショナルCO2レーザーは、レーザーを点状照射し、お肌の表面に小さな穴を開ける治療機器です。成長因子や有効成分が含まれた薬剤を塗布させて、皮膚の再生やターンオーバーを促す効果が期待できます。

細胞の再生が起こる過程で、コラーゲンが生成されるため、肌のトーンアップやハリの改善などが見込めます。痛みに弱い場合は、表面麻酔や冷却装置の調整が可能です。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

フラクショナルCO2レーザーは、施術中にレーザーによるチクチクとした痛みを感じることがあります。また、施術後に赤みや熱感、ヒリヒリ感が続く場合がありますが徐々に治ります。

施術後は一時的に乾燥が強くなるため、保湿と紫外線対策を行うことが大切です。

ダーマペン

ダーマペンは、髪の毛よりも極細針が付いているペン型の治療機器。肌の表面に小さな穴を一時的に開けて使用します。その結果、肌が修復される過程でコラーゲンやエラスチンが生成され、肌のターンオーバーを促す効果が期待できます。

また、成長因子や有効成分が含まれた薬剤を導入し、肌の再生を活性化させます。肌の悩みに合わせて、他の治療や薬剤の組み合わせも可能です。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

ダーマペンの施術後は、針を刺した部分に赤みやヒリヒリ感、かゆみが現れる場合があります。ただ自然に症状が落ち着くため、肌に刺激を与えずに過ごすことが大切。

また、繰り返し施術を受けることで高い効果が期待できる一方で、通院や費用の負担がかかるでしょう。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、グリコール酸などの酸性の薬剤を肌に塗る美白治療です。古くなった角質を融解し、剥がれやすい状態にします。

代謝が低下している肌は、酸性の薬剤によって肌の入れ替えが起きて、本来のハリのあるきめ細やかな肌に導くことが特徴。回数を重ねていくたびに効果を発揮するため、定期的に施術を受けることがおすすめです。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

ケミカルピーリングは、定期的に施術を受けることで高い効果を実感できる治療です。そのため、通院や費用面での負担が大きくなる可能性があるでしょう。

また、施術後は肌の乾燥が強くみられるため、保湿ケアや紫外線対策が重要です。

フォトシルクプラス

フォトシルクプラスは、複数の異なる波長と照射時間を用いた光治療。メラニン粒子を分解させる働きがあり、さまざまな肌悩みを広範囲に改善される治療です。ニキビ治療としては、アクネ菌の殺菌効果が期待できます。

肌へのダメージが抑えられるので、施術中の火傷のリスクが少ないことも特徴。また、施術後すぐにメイクをすることも可能で、日常生活に影響を与えにくいでしょう。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

フォトシルクプラスは、施術してから約2〜3日後にかさぶたが出来ますが、自然に剥がれ落ちるため無理に剥がさないことが大切です。また、1回の施術よりも繰り返すことで効果を発揮するため、通院の負担が大きくなる可能性があります。

コラーゲンピール

コラーゲンピールは、イタリア製の「PRX-T33」という薬剤を使ったケミカルピーリング。この薬剤は、高濃度TCA(トリクロロ酢酸)と低濃度過酸化水素が配合されていることが特徴です。

マッサージをしながら薬剤を肌に馴染ませ、しっかりと洗い流す施術になります。刺激によって肌の治癒力が作用し、コラーゲンの生成が促されます。肌を傷つけない治療のため、施術後のメイクも可能です。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

コラーゲンピールは、薬剤による火照りやピリピリ感、施術後に赤みが起こる場合がありますが、自然におさまるため肌を刺激しないことが大切。また、皮膚炎のある肌や敏感肌には、施術ができない場合があるため確認が必要です。

ピコレーザー

ピコレーザーは、ナノ秒よりも短い「ピコ秒」という照射時間で、肌にレーザーをあてる治療です。レーザーの種類は、ピコトーニングやピコフラクショナル、ピコスポットの3つあり、目的に合わせて照射モードを調整して使用できることが特徴。

極めて短い照射時間のため熱ダメージが少なく、痛みを抑えた治療が可能です。また、コラーゲンの生成が促され、肌の内部からトーンアップできます。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

ピコレーザーは、日焼けしやすい肌や新陳代謝が乱れている肌の場合、色素沈着が起きやすくなります。そのため、紫外線対策や保湿を行うことが大切。

また、他のレーザー治療と比べて費用が高い傾向にあるため、事前に確認する必要があります。

ポテンツァ

ポテンツァは、マイクロニードルという極細針と高周波を利用した治療です。使用する針のチップは豊富にあり、目的や肌の症状に合わせて照射設定を調整できることが特徴。

皮膚の表面に小さな穴を開けるとコラーゲンやエラスチンが生成され、肌のターンオーバーが引き起こされます。また、同時に肌の奥まで薬剤を導入できるため、肌トラブルの改善が期待できるでしょう。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

ポテンツァは、施術中に熱感やヒリヒリ感がみられる場合がありますが、麻酔クリームなどを使用できるため、できる限り痛みを抑えた施術が受けられるでしょう。また、施術後の肌は敏感で乾燥しやすい状態のため、紫外線対策を徹底することが大切です。

ジェネシス

ジェネシスは、ロングパルスYAGレーザーを用いた治療。皮膚から2〜3cm離した状態で、レーザーを照射します。ピーリング効果もあり、肌表面の古い角質を除去したり、コラーゲン活性化により肌のターンオーバーを促したりといった作用があることが特徴。

また、狙った深さにレーザーを届けられるため、さまざまな肌悩みにピンポイントな効果が期待できます。

こんな方におすすめ

副作用や注意点

ジェネシスは一回の施術でも効果を感じられますが、複数回を繰り返すことで高い効果が得られます。そのため、定期的な通院が必要になる場合があるでしょう。

施術後は肌が敏感で乾燥しやすい状態のため、保湿ケアや紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。

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