シミ治療はドクター選びが重要
年齢とともに気になるシミ。シミ治療するならどのクリニックがおすすめ?と言う疑問にお応えします。
ここでは、「日本皮膚科学会専門医」、「日本レーザー医学界専門医」「対応治療数の多さ」という3つのポイントで厳選した5人のドクターを紹介しています。
※このサイトにおける名医表記は、あくまで上記の定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません
シミ治療はドクター選びが重要
年齢とともに気になるシミ。シミ治療するならどのクリニックがおすすめ?と言う疑問にお応えします。
ここでは、「日本皮膚科学会専門医」、「日本レーザー医学界専門医」「対応治療数の多さ」という3つのポイントで厳選した5人のドクターを紹介しています。
※このサイトにおける名医表記は、あくまで上記の定義に該当した医院・医師に対するサイト上での呼称であり、各医師の実力を優位づけするものではありません
ニキビやアトピー性皮膚炎などの皮膚トラブルや、シミ・しわ、老人性いぼなどの老化現象を中心に診療しています。
これらのトラブルに対し、豊富な照射治療と注射注入治療を組み合わせて改善を目指します。
丁寧なカウンセリングで、一人一人の悩みに合わせた細やかなケアをしてくれると評判です。
2016年9月に千里中央駅前に開院したクリニックです。
美容皮膚科、一般皮膚科、形成外科、漢方内科があります。
江川裕美院長を中心にさまざまな肌の悩み・美容の悩みに真摯に向き合い、1人1人の肌に優しいかかりつけ医を目指しています。
平成2年開業の老舗クリニックです。
一般診療からエイジングケア、美容に関する相まで、さまざまな肌トラブルに対応できる機器を揃えています。
開業以来、医療脱毛で18年、シミ治療では10年以上にもわたって豊富な実績。男性型脱毛症のAGAも診療しています。
2019年に天神に開業したばかりのクリニックです。
保険診療のほか、1人1人の状態に合わせてカスタマイズしたオーダーメイド治療も自由診療で行っています。
シミ治療では、ピコレーザーやライムライトな新しいレーザー機器を用いた効果的な方法を提案。
日曜・祝日も診療しているので、平日仕事お忙しい方でも通いやすいクリニックです。
一般皮膚科から美容皮膚科、メディカル痩身、点滴療法など幅広い診療科目が特徴のクリニックです。
美容皮膚科では、「身体の内外からの改善」をテーマに、皮膚だけでなく内蔵機能の向上や血流・リンパの流れを改善し、健康的な美しさへと導いてくれます。
治療は個室で行うなど、プライバシーにも配慮。リラックスして悩みに向き合うことが出来ます。
シミとは、皮膚にメラニンが蓄積されることによって生じる、茶褐色や淡褐色の色素斑のことです。主に紫外線が原因とされ、日光が当たりやすい頬や手の甲などに、直径数ミリから数センチの大きさで生じます。老若男女を問わずできる「雀斑(そばかす)」や、女性の頬に左右対称に生じる「肝斑(かんぱん)」などの種類がありますが、一般的に「シミ」という場合、「老人性色素斑」のことを指します。30代後半以降の女性に多いのが特徴です。
シミの主な原因は紫外線です。紫外線には肌の細胞を壊す働きがあるのですが、この働きを阻害するために、肌の内部ではメラニンと呼ばれる黒い物質が生成されます。メラニンによって肌を黒くすることで、紫外線の有害な働きから肌を守るのです。これが、いわゆる「日焼け」という現象です。生成されたメラニンは、肌のターンオーバーのサイクルに合わせて、徐々に消えていくのが一般的。ところが紫外線を浴びすぎてメラニンが過剰に生成されてしまった場合、一部が肌に残ってしまうことがあります。この残ったメラニンが、シミの正体です。ほかにも、活性酸素や炎症(湿疹やニキビ)の影響によるメラニンの過剰生成も、シミの要因として指摘されています。
シミの多くは「老人性色素斑」ですが、これ以外にも様々な種類が存在します。シミを治療する際は、自分のシミがどの種類かしっかり見極めることが大切です。
ここでは、それぞれのシミの種類別の特徴や、セルフチェック項目について紹介していきます。
最も一般的なシミです。「日光性色素斑」や「日光性黒子」とも呼ばれます。直径数ミリから数センチと幅広く、形も様々。30代後半以降に増え始めます。主な原因は紫外線で、日光があたりやすい頬の他、肩や腕、手の甲などに見られます。
シミの部分はメラニンが正常に排出されていない状態にあるため、紫外線がたまっていき、徐々に濃く、大きくなっていきます。さらに、一部が盛り上がり、脂漏性角化症に変化することもあります。自然に消えることはありません。
主に、30代~40代の女性に多く見られる薄茶色のシミを、肝斑といいます。生じる部位は主に頬で、左右対称にのっぺりと現れます。目のまわりを縁取るように生じるのが特徴です。他のシミとは治療法が異なるので注意しましょう。
紫外線の他、ストレスがたまったり、ホルモンバランスが崩れたりすることで悪化することもあります。放置してシミなどが併発した場合は治療が難しくなるので、早めにクリニックを受診するのがおすすめです。
鼻の上や頬の上部に、小さく散らばるようにしてできる茶色い斑点を、そばかすといいます。春から夏にかけて色が濃くなるのが特徴です。大きく分けて、3歳頃から生じる先天的なものと、外部からの刺激で生じる後天的なものがあります。
思春期までに生じたそばかすは徐々に薄くなっていきますが、大人になってからできたそばかすは自然には消えません。他のシミと同様に、紫外線を浴びるとさらに濃くなることもあります。
ニキビや虫刺されといった肌の炎症が治ったあとに生じるシミです。摩擦によって生じることもあります。皮膚がダメージを受けた結果、色素沈着が起こり、褐色や黒褐色のシミが残ります。年齢や性別は関係なく、誰にでも起こりうるシミです。
ケガや摩擦などによる一時的な炎症後色素沈着であれば、時間が経つにつれて徐々に消えていきます。しかし何年にもわたってとどまり続けるケースも少なくありません。紫外線を浴びるとさらに濃くなるため、注意が必要です。
「真皮層」と呼ばれる皮膚の深部に生じるシミです。30代以上の女性に多く見られます。色は褐色をはじめ、やや青みがかったものや灰色のものが中心。頬や目の周囲に左右対称に生じるため、肝斑と間違えられることもあります。
ADMが生じるのは皮膚の深部になるため、ターンオーバーによって薄くなるには5~8年もの長い期間が必要です。この間にメラニンの蓄積により濃さが増し、肝斑などが併発すると治療が難しくなるため、早めの治療が理想です。
別名「老人性いぼ」とも呼ばれ、高齢者の多くに見られる良性の皮膚腫瘍です。男女を問わず、30代ほどから現れはじめます。体のあらゆる部位に生じますが、紫外線を浴びやすい顔に多くなっています。摩擦によって生じることもあります。
徐々に硬さが増していき、膨らみも大きくなっていきます。腫瘍化し癌になることは基本的にありませんが、脂漏性角化症が短期間に急増したり、かゆみを感じたりする場合は、悪性の内臓腫瘍が生じている可能性があります。
シミやそばかすに効くとされる市販薬や化粧品をよく見かけます。どの商品も一定のシミ消し効果は期待できると思いますが、どんな人のどんなシミにも効き目があるというわけではないようです。美容皮膚科での治療との違いを明確にしておきましょう。
シミには様々な種類があります。老人性色素斑、そばかす、肝斑、色素沈着などです。これらのシミの原因はそれぞれ異なるため、市販薬を買う際には、シミの種類に合った薬を選ばなければなりません。しかしながら、素人が自分のシミの種類や原因を特定することは極めて困難。合わない薬を買ってしまったがために効果を実感できない、という人も多いようです。一方、美容皮膚科では、まずシミの種類が何なのかを医師が特定します。そのうえで、そのシミにふさわしい治療法や薬を提供してくれるので、ムダがなく確実に効果があがります。シミが気になる方は、一刻も早く除去したいとお考えでしょう。市販薬では回り道になってしまう可能性もあるので、皮膚科や美容皮膚科で診療してもらうことをおすすめします。
シミ消し用の化粧品の中には、数百円程度で購入できるものもあります。中にはそれでもシミが薄くなる人がいるかも知れませんが、多くの人に効果が出るかどうかは、はなはだ疑問です。化粧品でシミを消すならば、2万円や3万円などの、ある程度高価で信頼のできる商品を選ぶべきでしょう。ただし、どれほど高価な化粧品だったとしても、それが自分のシミの種類に合っているかどうかは別問題。「ちょっと試しに購入してみる」には、2万円、3万円は大きすぎる金額ではないでしょうか?市販の化粧品でシミを消す場合、美容皮膚科で治療してもらうのと同じくらいの費用、またはそれよりも高い費用がかかる可能性があります。結局、費用も効果も美容皮膚科のほうがお得だった、ということにもなりかねません。
ここでは、皮膚科や美容皮膚科で行われているシミの治療について説明します。
シミの黒色に反応する光を照射し、メラニン色素を破壊することで、シミを除去する治療法です。周囲の皮膚細胞を傷つけることなく、安全にシミのみを取り除くことができます。レーザーは単一の波長をピンポイントに照射する治療です。一方フォトフェイシャルは複数の波長の光を広範囲に照射し、シミをはじめ小じわや毛穴など、皮膚のトラブルを総合的に改善させる効果があります。また、微弱なレーザー光を均一に肌に照射していき、少しずつ肌の色ムラを整えていく「レーザートーニング」という方法も効果的です。
内服薬を使って、体の内側からシミにアプローチしていく治療法もあります。また、ハイドロキノンといった、シミの色素沈着を薄める外用薬も効果的です。レーザー治療や光治療と併せてこうした治療薬を用いることで、さらに治療効果を高めることができます。
ターンオーバーを促進させることで、シミの色素の排出を促す外用薬です。コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すため、小じわの改善にも効果が期待できます。ハイドロキノンと同様、炎症などの副作用があるため、使用法を守りましょう。
ビタミンCとして処方されることもある内服薬。シミを引き起こすメラニンのもととなる、「チロシン」の働きを阻害するはたらきがあります。強い抗酸化作用があるため、できてしまったシミを薄くする効果も。シミができにくい肌をつくります。
シミ消し薬の定番と言える内服薬です。シミが生成される過程で関わるいくつかの成分を阻害し、メラニンの生成を抑制します。シミのほか、肝斑治療に対しても用いられます。ピルを飲んでいる人は服用できないほか、血栓ができやすくなるという副作用があります。
炭酸に含まれる二酸化炭素を肌に浸透させ、毛細血管を拡張させる治療です。血行が良くなることでターンオーバーが活性化し、シミが徐々に排出されていくという効果があります。シミのほか、くすみや小じわの解消にも効果的です。
ピーリングに用いられる薬剤の一種です。肌に浸透して角質を柔らかくし、徐々に溶かしていきます。このときに肌表面のシミの色素も同時に取り除かれていくという仕組みです。真皮には届きませんが、肌表面に生じた薄いシミに効果があります。
イオン導入によりビタミンCを肌の外側から浸透させる治療法です。アミノ酸の一種である「チロシン」という物質がシミへと変化する過程を阻害することで、シミを予防します。すでにできてしまったシミを薄くするためにも効果的です。
グリシルグリシンをイオン導入によって肌に浸透させる治療です。グリシルグリシンには、角質細胞のイオンバランスを正常に整えることで、シミのほか、毛穴や肌荒れを改善させる効果があります。一般的な化粧品にも配合される成分です。
内服薬としても用いられるトランサミンを、肌の外側から浸透させる治療です。メラニンを生成する物質の働きを妨げ、シミを予防します。シミのほか、肝斑治療としても効果的。様々な種類のシミが複合的に発生していると場合に用いられます。
シミ治療はレーザー・光・薬による治療のどれも安全性が高いと言われていますが、絶対に失敗しないとは言い切れません。万が一を想定して治療を受ける前に確認しておきましょう。ここではシミ治療を受けた際に考えられるリスクについて紹介しています。
シミ治療で用いられる外用薬やクリームの中には、ハイドロキノンと呼ばれる肌を白くする作用を持つ成分が含まれています。ハイドロキノンの濃度が高いほどシミ治療の効果があるのですが、皮膚の一部分が白くなる白斑(はくはん)を発症するリスクも少なくありません。また、塗布したハイドロキノンが酸化するとベンゾキノンという成分が生成され、赤みやかゆみを引き起こすことも。シミのない部分にハイドロキノンが含まれている外用薬やクリームを塗ると白斑になるリスクが高くなるため、綿棒を使ってシミだけに塗るようにしましょう。
シミ治療で処方される薬にも注意が必要です。トラネキサム酸はメラニン色素の生成を抑えて、シミやソバカスを予防できる内服薬。しかし、もともと止血をするために開発された成分なので、血液を固まらせる作用を持っています。そのため、血栓ができやすくなるのです。腎不全の方の場合、脳梗塞や心筋梗塞血栓静脈のリスクがあります。他に食欲不振・吐き気などの消化器系の症状や、胸やけ・嘔吐などを引き起こすことも。トラネキサム酸を服用してこのような症状が出た場合は、すぐに服用をやめてドクターへ相談しましょう。
シミ治療で考えられるトラブルで一番多いのが、レーザー治療後にシミが濃くなる症状です。レーザー治療を受けてから数週間以内におきることが多く、炎症後色素沈着を起こしてしまうことがあります。施術を受けた箇所を刺激したり紫外線を浴びたりすると、メラニン色素が増加して肌が黒ずんでしまい、シミが濃くなります。施術後は肌が敏感になっているので、ケアを徹底して刺激を与えないように気を付けましょう。
レーザーを照射すると肌が乾燥してしまうので、肌の蒸発を防ごうと多くの皮脂が分泌します。そのため、毛穴に皮脂がたまってニキビや吹き出物ができてしまうのです。ただし、一時的な副作用のため、ニキビが消えて乾燥肌を改善すると毛穴が引き締まり、ハリやツヤのある肌が手に入ります。
治療法に迷ったら美容皮膚科で相談を
シミには、選びきれないほどたくさんの治療法があります。しかし、決して「治療が簡単」というわけではありません。治療法によっては、「シミには有効だけど、一見シミと同じように見える肝斑にはNG」というパターンもあります。さらに、レーザー治療が有効な「老人性色素斑」と、レーザーを使うと悪化の可能性がある「肝斑」が複合的に発生している…ということも。様々なシミのパターンに合わせて、適切な治療法を選択する必要があるのです。シミの治療で自己判断はおすすめできません。シミ治療を行なっている美容皮膚科を受診して、専門知識を持った医師に正しく見極めてもらいましょう。